[TFT set6] アイテム解説 part3
チャレンジャーによるパッチやメタに左右されない解説
今回はset6のアイテムについて
Note
前置きはpart1で済ませたため省略。
通称
グインスー、グインソー
素材
ムダニデカイロッド + リカーブボウ (魔力と攻撃速度増加)
効果
通常攻撃を行うたびにその戦闘中攻撃速度が上昇する。
用途
長期戦になればなるほど強くなるアイテム。
攻撃速度を上げるためには攻撃をたくさんする必要があるため、攻撃速度が元々高いチャンピオンと相性が良い。
ad系の駒とはもちろん相性がいいが、通常攻撃をするたびにマナがたまることから、マナが重い駒とも割と相性が良い。
通常攻撃が速い駒と相性がいいスタティックシブや、通常攻撃時にもらえるマナが増えるショウジンの矛とシナジーがある。
通常攻撃が速い駒と相性がいいスタティックシブや、通常攻撃時にもらえるマナが増えるショウジンの矛とシナジーがある。
相性のいいチャンピオン例
ジェイス(レンジド)、ジンクス、カイサ、コグマウ、クイン、トリスターナ、ワーウィック
通称
ジュエル、ジュエガン、JG
素材
ムダニデカイロッド + スパーリンググローブ (魔力と回避率、クリティカル率上昇)
効果
装備した駒のスキルによる魔法ダメージと確定ダメージにクリティカル判定が乗るようになる。
また、クリティカル率と魔力が上昇する。
用途
apキャリー用のアイテム。
元々アサシンを除いてスキルにはクリティカル判定がないが、このアイテムを積むことでクリティカルダメージを確率的に出せるようになる。
クリティカルダメージは元の魔力に比例して大きくなるため、元々魔力が高い駒や構成と相性が良く、アルカニスト構成に向かった場合などは特に相性がいい。
このアイテムと共にインフィニティエッジを積むことでスキルに確実にクリティカルが乗るようになるため、かなり強い。
ap系の構成ではかなり強いものの、ad系の構成ではアイテムを生かすことが難しく、汎用性に少し欠けているアイテムであることには注意。
相性のいいチャンピオン例
ラックス、オリアナ、セラフィーン、ビクター
通称
アクエン、アーク
素材
ムダニデカイロッド + 女神の涙 (魔力と初期マナ増加)
効果
戦闘中、一定時間経過するごとに魔力を獲得する。
用途
apキャリー駒用の長期戦向きアイテム。
このアイテムを生かすためには長期戦に持ち込むことが大切で、硬い前衛やエンチャンターによる回復やシールドが求められることが多い。
また、生存能力の高いキャリーに持たせることでソロキャリーのポテンシャルが上がるアイテムでもあり、最終的に5コストの駒に好んで積まれることが多い。
相性のいいチャンピオン例
カイサ、ガリオ、セラフィーン、ビクター、タムケンチ
通称
ドラクロ、Dクロウ
素材
ネガトロンクローク + ネガトロンクローク
効果
魔法防御を獲得する(素材効果を含む)。
また、スキルによる魔法ダメージまたは確定ダメージを受けるとスキルを放った敵に対して対象の最大体力に応じた魔法ダメージを与える(この効果にはクールダウンあり)。
用途
タンク用のタンクアイテム。
魔法防御がかなり増加するため、このアイテムを積んでいるとap系の構成に対してかなり頑丈になる。
特にエンチャンターが出ていないときのボディガードやブルーザーは魔法防御が欠けがちなのでこのアイテムを作りたい場面が多め。
ネガトロンクロークがたくさん出て処理に困った時などはこのアイテムを作って前衛に持たせておくとよい場面が多い。
通称
ルナハリ、ハリケーン
素材
ネガトロンクローク + リカーブボウ (魔法防御と攻撃速度増加)
効果
攻撃力が少し増加する。
装備した駒の通常攻撃が別の敵1体にもダメージを与えるようになる(ダメージ量は少し減る)。
用途
adキャリーの駒用のアイテム。
通常攻撃が2体の敵に当たるようになるため、相手に硬いタンク駒がいた場合、その駒を殴りながら他の柔らかい駒を溶かせるようになる。
後衛にいるadキャリーとはもちろん相性がいいが、adアサシンとも相性が良く、噛み合えば敵の後衛をすぐに溶かせるようになる。
通常攻撃にのるon-hit効果は通常攻撃の元の対象にしか発生せず、もう一方の敵にはダメージしか入らない点には注意。
on-hit効果とは駒特有の通常攻撃時に発生する特殊効果のことであり、例えば相手にデバフを与えたり継続ダメージを与えたりするものがある。
クイックシルバー
相性のいいチャンピオン例
ケイトリン、エズリアル、サミーラ、シャコ、トゥイッチ、ヨネ、トリスターナ、アーゴット
通称
サッシュ、QSS、クイックシルバー
力の聖杯
素材
ネガトロンクローク + スパーリンググローブ (魔法防御とクリティカル率、回避率増加)
効果
攻撃速度が増加する。
装備した駒は戦闘開始からしばらくの間行動妨害の効果を受けなくなる。
用途
ダメージキャリー用の行動妨害対策のアイテム。
主にブラウムやサイオン、ガリオなどの長時間スタンを付与するようなスキルの対策アイテムであり、このアイテムを積むだけでしばらくの間安定してダメージを出し続けられるようになる。
また、スナイパー構成においてはブリッツを気にすることなくキャリーを最後列の角に配置できるようになるのが強い(スナイパーは相手との距離に応じてダメージが伸びる)。
途中で効果が切れてしまうため、どちらかというと序盤にダメージを一気に出して相手を溶かす構成に向いており、スナイパー構成やチャレンジャー構成でよく好んで積まれる。
また、タンクに積むことで比較的安定して前衛を張り続けることができるようになるが、優先度としてはそこまで高くない。
サッシュを積んでいてもゼファーの効果は喰らうことには注意。
相性のいいチャンピオン例
アーゴット、ジン、ヨネ、ワーウィック、トランドル、トリスターナ
通称
聖杯
素材
ネガトロンクローク + 女神の涙 (魔法防御と魔力増加)
効果
戦闘開始時、自身と左右1マス以内の味方に魔力を付与する。
用途
味方の魔力を増やすユーティリティアイテム。
魔力が欲しい駒が3体いるような構成はあまりないため積極的に積まれることはほぼないが、フルアイテムになったapキャリー(ラックスやカイサ、セラフィーンなど)を補助することを目的に作られることはある。
ただ、ap系の構成において女神の涙は貴重であるため、重要な駒のコアアイテムができてない場合は4ステージが終わるまで(素材がモブからドロップする間)は慎重になったほうがいいかもしれない。
相性のいいチャンピオン例
特になし
通称
ラピファ、ラピッド、RFC
素材
リカーブボウ + リカーブボウ
効果
攻撃速度が増加する(素材効果含む)。
通常攻撃の射程が1増加する。
通常攻撃が回避されなくなる。
用途
主には通常攻撃の射程が1伸びることによって近接攻撃キャラが遠くから比較的安全に相手を攻撃できるようにするために積まれる。
adアサシンに積むことで相手から少し離れて殴れるようになって相手のターゲットをもらいにくくなり(他のアサシンに向く)、射程1で前から殴るキャラ(トランドルやワーウィックなど)に積むことでタンクの後ろから相手を攻撃できるようになる。
ただ、攻撃速度増加の効果も大きく、攻撃速度増加目的で後衛に積んでも悪くないアイテム。
通常攻撃が回避されなくなるという効果については、「とっても小さい」オーグメントを取っているヨードル構成には刺さるが、1人の相手に特化してもしょうがないことが多いのでそれを目的ではあまり作られない(終盤はその限りではない)。
後衛の駒に関してはこのアイテムと共にスタティックシブやグインソーレイジブレード、ショウジンの矛などを作ることができるとシナジーがある。
相性のいいチャンピオン例
シャコ、ワーウィック、タロン、トランドル、コグマウ
通称
ラスウィス、LW
素材
リカーブボウ + スパーリンググローブ (攻撃速度と回避率、クリティカル率増加)
効果
装備した駒の攻撃でクリティカルが発生した場合、対象のアーマーが大幅にカットされる。
この効果はスタックしない。
用途
adキャリー駒用の攻撃アイテム。
特にインフィニティエッジと組み合わせることで強くなるが、単体でも何度か攻撃すればクリティカルは発動するため十分強い。
ad系の構成ではかなり重要視するアイテムで、ボディガードなどの硬い前衛を溶かすときにかなり仕事をする。
ラストウィスパーによってアーマーは十分削れるため、ヴィクターのパッシブスキルや弱点のオーグメントのアーマー削減効果の効率が少し落ちることには注意。
相性のいいチャンピオン例
ジン、トリスターナ、サミーラ、シャコ、アーゴット、ヨネ
通称
シブ
素材
リカーブボウ + 女神の涙 (攻撃速度と初期マナ増加)
効果
攻撃速度が追加で上昇する。
3回目の攻撃ごとに複数の敵に魔法ダメージを与え、魔法ダメージを受けた敵はしばらく魔法防御が低下する。
用途
比較的多くの相手に魔法ダメージを与え、魔法防御を削ることができるap構成向きのアイテム。
効果の発生数が装備した駒の攻撃速度に依存するので、できるだけ攻撃速度が高い駒に積んだほうが効率が良い。
また、相手の魔法防御を削るユーティリティアイテムとしても使えるため、キャリー系の駒のアイテムが埋まっていた場合はサポーティブな駒に持たせても十分仕事はできる。
攻撃速度が速ければ速いほど強く使えることから、グインソーレイジブレードやラピッドファイアキャノン、チャレンジャーの特性などと相性がいい。
シブの効果は全員に入るわけではないため(4体)、序盤のほうが敵の数に対して効果を与えられる数の割合が多く、強く使える。
相性のいいチャンピオン例
エズリアル、カイサ、コグマウ、クイン、ワーウィック
通称
盗賊、グローブ、TG
素材
スパーリンググローブ + スパーリンググローブ (回避率とクリティカル率増加)
効果
戦闘開始時、ランダムに2つの追加のアイテムを装備する。
プレイヤーのレベルに応じて装備されるアイテムは強くなる。
このアイテムを装備した駒は他のアイテムを装備できない。
用途
ランダム要素が非常に強いアイテム。
1つのアイテムから2つ分のアイテムを作ってくれるので単純には効率が良いが、ランダムであるため単純に強いというわけではない。
使いどころが見つからないスパーリンググローブがある場合などによく作られる。
アイテムには主にユーティリティアイテム、タンクアイテム、ad系アイテム、ap系アイテムとあり、それのうち多くに対応できる駒に装備できるとよい。
ユーティリティアイテムは誰でもよいため無視するとして、タンクアイテムとad系アイテムと相性がいい射程1で殴ってダメージを出す駒や、adとapどちらのダメージも出せる駒などと比較的相性がいい。
ただ、結局のところランダムなのでアイテムを持っていない中で一番強い駒に持たせてしまうことが多い。
アイテムは戦闘ごとに変化するが、戦闘開始前にわかるため、タンクアイテムを積んでいれば前衛に配置し、攻撃系アイテムを積んでいれば後衛に配置するなどの工夫もできるとよい。
相性のいいチャンピオン例
ジェイス、ガリオ、フィオラ
通称
ハンジャ、HOJ
素材
スパーリンググローブ + 女神の涙 (回避率とクリティカル率と初期マナ増加)
効果
・攻撃力と魔力が増加する
・通常攻撃とスキルが回復効果をもたらす
戦闘開始時、上記の効果のうち片方がランダムに強化される。
用途
ダメージを出せる駒用の回復アイテム。
効果にランダム効果があるため若干不安定ではあるものの、回復効果を持つアイテムは少ないため重要視されることはよくある。
ダメージが出せるキャラで回復が欲しい駒の特徴は、スキルに回復効果がなく相手に近づく必要がある駒。
魔法ダメージや確定ダメージがメインの駒で単に回復が欲しい場合はヘクステックガンブレードを、物理ダメージがメインの駒で単に回復が欲しい場合はブラッドサースターを積めばよいので、いずれのダメージもある程度出る駒と特に相性がいいが、いずれかの場合も妥協して作られることもある。
また、ハンドオブジャスティスで回復が十分足りているならば攻撃力や魔力がもらえる分他の回復アイテムよりも効率が良い。
相性のいいチャンピオン例
フィオラ、ジンクス、カタリナ
通称
タクティシャン、王冠、FON(前セットの名残)
素材
へら + へら
効果
チームサイズが1増加する。
用途
問答無用で最強のアイテム。
tier3のオーグメントの新兵と同じ効果を持つ。
ただ、へらというアイテムが貴重なので作れる機会はかなり少ない。
モブからへらがドロップしたり、ドラフトでへらを拾った場合はまずこのアイテムを狙うことが多い。
ただ、多くの場合はへらが1つだけ余ることになり、全ての構成がへらを有効活用できるわけではないためタクティシャンの王冠を作ろうとへらを積極的に取りに行くのはリスクも伴う。
細かいtipsとしては、タクティシャンの王冠はベンチにいても効果は発動するものの、スクラップの特性が出ている場合は素材2つ分としてカウントされるのでアイテムを乗せる予定がない駒などに乗せておいたほうが良い。
少しそれるが、へらによって作ることができる特性は事前に把握しておいたほうが良く、へらによって自分が使っている特性のカウントを増やすことができるとかなり強い。
相性のいいチャンピオン例
なし