[TFT set6] アイテム解説 part2

チャレンジャーによるパッチやメタに左右されない解説

今回はset6のアイテムについて

Note
前置きはpart1で済ませたため省略。

ソラリのロケット
通称
ソラリ
素材
チェインベスト + ムダニデカイロッド (物理防御と魔力増加)
効果
戦闘開始時に装備駒のレベルに応じたシールドを左右2マス以内の味方に付与する(自身を含む)。
用途
ユーティリティアイテムの1つで、自らの強化よりは味方をバフするために作られるアイテム。
積極的にソラリを作りに行く場面は滅多になく、余った素材などを使い切るために作られることが多い。
レベルが高い駒に乗せたほうがシールド量が高くなるため、できるだけ星3、星2の駒に付けるようにする。
実はエンチャンターとのシナジーがあり、エンチャンター駒に付けるとアイテムによるシールド量がエンチャンターの特性により増えたり、アーデントセンサーのオーグメントの効果が発動したりする。
相性のいいチャンピオン例
エンチャンターの駒(状況依存)、レベルの高い駒

ガーゴイルストーンプレート
通称
ガゴ、ガゴスト
素材
チェインベスト + ネガトロンクローク (物理防御と魔法防御増加)
効果
自身を攻撃している敵の数に応じて増加物理防御と増加魔法防御を得る。
用途
ステータスが上がる以外の効果がないためあまり積極的には作られないが、積むと割と硬くなるタンク用のアイテム。
アイテムの特性上前衛が薄い場合に相性が良く、特に最序盤に1駒だけ前に出すような配置をする際にこのアイテムがあるとかなり頑丈になる。
相性がいいチャンピオン例
タンク駒

巨人の誓い
通称
巨人、タイタン
素材
チェインベスト + リカーブボウ (物理防御と攻撃速度増加)
効果
攻撃を与えるもしくは受けるたびに攻撃力と魔力が25回まで増加する。
25回効果が発動したら増加物理防御と増加魔法防御を獲得する。
用途
長生きすればステータスが全体的に上昇する前衛向けのアイテム。
タンク駒にも積むことができるが、どちらかと言えば射程1で殴りながらダメージを出すキャラに向いているアイテム。
ある程度長生きできる駒でないとこのアイテムを積んでもあまり効果が得られないことに注意。
ap系の構成で腐りやすいリカーブボウを処理するためにもよく作られる。
相性のいいチャンピオン例
ジェイス(メレー)、ドクタームンド、フィオラ、ワーウィック、トランドル

沈黙の帳
通称
帳、シュラウド
素材
チェインベスト + スパークリンググローブ (物理防御とクリティカル率、回避率増加)
効果
装備した駒は戦闘開始時に前方にビームを打ち、当たった敵は初期マナが増加する。
用途
ユーティリティアイテムの1つで、相手を妨害するために積まれるアイテム。
相手のキャリー達に当てることができるとスキル発生までの時間をかなり稼げるが、序盤は相手を絞ることが難しいためあまり作られない。
卓に残ってる人が少なくなればなるほど強くなり、周りの人の盤面を観察しての読み合いが発生することになる。
不安定なアイテムであり他の盤面も見る必要があるため敬遠されやすいが、ビームを当てたかどうかで勝敗が左右されるほど重要なアイテムなのでうまく活用していきたい。
なお、このアイテムは戦闘開始直前に積めばいいため、ベンチにアイテムがある状態だと後付けでアイテムを付けることで狙ったところにビームを当てることができる(戦闘開始したら間に合わないので相手が見えたらすぐに装備すること)。
相手がソーシャライトを使っている場合、スポットにほぼ必ずキャリーが置かれるのでその正面に配置しておくと楽。
相性のいいチャンピオン例
特になし

フローズンハート
通称
フロハ
素材
チェインベスト + 女神の涙 (物理防御と初期マナ増加)
効果
2マス以内の敵の攻撃速度を低下させる。
用途
刺さる相手には刺さるユーティリティアイテム。
ダメージディーラーではないアサシン(エコーやアカデミー要員のカタリナなど)にこのアイテムを持たせると後衛の攻撃速度を低下させることができるためかなり強い。
また、チャレンジャー構成のように至近距離で殴ってくる構成に対してはタンクにこのアイテムを持たせるとかなり効果的。
しかし、タンクにこのアイテムを持たせてもスナイパー構成のようにダメージディーラーが遠くにいる相手にはほぼ意味がないため状況に応じて積む必要がある。
タンクに持たせると比較的相性がいいが、このアイテム自体にタンク効果はほぼないことにも注意。
相性のいいチャンピオン例
エコー、タンク駒

ワーモグアーマー
通称
ワーモグ
素材
ジャイアントベルト + ジャイアントベルト
効果
増加体力を獲得する。
用途
シンプルに体力が大きく伸びるアイテムで主にタンクに積まれる。
最大体力が大きいほど恩恵が大きくなるオーグメント(エグザイルやケミカルオーバーロードなど)や特性(ケミテックやキュート)と特に相性がいい。
ワーモグアーマーを付ける駒によってはエンフォーサーで拘束される駒を変えることができる場合があるので、稀にそれを意識することもある。
意外な使いどころとして、ユーミにワーモグアーマーを積むことで付与するシールド量を増やすことができる。
相性のいいチャンピオン例
タンク駒、ユーミ

モレロノミコン
通称
モレロ
素材
ジャイアントベルト + ムダニデカイロッド (体力と魔力増加)
効果
装備した駒から魔法ダメージまたは確定ダメージを受けた敵を燃やし、最大体力に応じた確定ダメージを与え続けると共に回復効果を半減させる。
用途
スキル範囲の広い駒に持たせることで多くの敵にまとめてダメージを与える上に回復妨害を与えることができるアイテム。
持たせる駒によってこのアイテムの強さが大きく変わるため、どの駒と相性がいいのか理解しておく必要がある。
サンファイアケープとは回復妨害の効果が重複するため、できるだけモレロノミコンとどちらかのみを積んだほうが効率が良い。
相性のいいチャンピオン例
エコー、カイサ、リサンドラ、マルザハール、セラフィーン、ツイステッドフェイト、ユーミ

ゼファー
通称
ゼファー
素材
ジャイアントベルト + ネガトロンクローク (体力と魔法防御増加)
効果
戦闘開始時、装備している駒と中心を軸に点対称の位置に最も近い敵をしばらく浮かせる。
用途
相手の駒を1つしばらくの間戦闘から除外することができるユーティリティアイテム。
どの地点にゼファーを置けば相手のどこの地点が浮くのか瞬時に判断するのには少し慣れが必要かもしれない(盤面が少し歪んでいるため)。
浮かせる駒としては相手の最もダメージを出すキャラクターや前衛(特にコロッサス)がよいが、どの駒を浮かせられるかは配置勝負になるので、お互いの盤面を見つつの心理戦になる。
このアイテムは戦闘開始直前に駒に付けることで好きな駒を浮かせやすくなるが、戦闘開始すると効果がない上に割とタイミングがシビアなので気を付ける(相手の駒が見えてから迷う余裕はほぼない)。
ソーシャライト構成が多い場合はスポットライトに配置しておけばほぼ必ずそこにキャリーが来るので浮かせやすく、このアイテムがより強く使える(自分もソーシャライト構成の場合はそのマスを自分のキャリーが埋めてしまっているのでその限りでない)。
完全にユーティリティアイテムなのであまり重要でない駒に持たせたほうがよい。
相性のいいチャンピオン例
特になし

ジロットポータル
通称
ポータル、虫
素材
ジャイアントベルト + リカーブボウ (体力+攻撃速度増加)
効果
戦闘開始時4マス以内の敵をタウントする。
また、装備した駒が倒されるとヴォイドを召喚し、周囲の敵をタウントする。
用途
装備した駒が倒されるとヴォイドという虫のような駒を産んで戦わせることができるユーティリティアイテム。
ヴォイドはステージに応じて徐々に強くなるものの、特に序盤に強い。
しかし、序盤から中盤にかけてはキャリーのアイテムを優先したいため、作る場合はそのデメリットを考慮する必要がある。
実際には、中終盤に前衛が薄い構成で作られることが多い。
また、ミュータントの食欲旺盛とは相性が良く、スタックを1つ増やすことができる。
ヴォイドを早く召喚したいため、このアイテムは前衛のなるべく柔らかい駒に積むとよい。
相性のいいチャンピオン例
前衛の柔らかい駒

バンシークロウ
通称
バンシー、トラクロ(前setの名残)
素材
ジャイアントベルト + スパークリンググローブ (体力と回避率、クリティカル率増加)
効果
戦闘開始時、自身と左右1マス以内の味方にシールドを張る。
このシールドは最初に敵のスキルから受けるダメージや効果を無効化する(防げるダメージ上限あり)。
用途
ダメージを出す後衛のキャリー陣が行動妨害に時間を食われないように作られることが多いユーティリティアイテム。
一回しか発動しないのでクイックシルバーのように安定感はないが、ブリッツクランクの戦闘開始時のフックやサイオン、ガリオなどの強力な行動妨害を一度防げるのは割と大きかったりする。
後ろに体が弱いキャリーが並びやすいスナイパー構成や、ナイフエッジのオーグメントを採用してキャリーが行動妨害を受けやすい位置にいる場合などで作られやすい。
相性のいいチャンピオン例
特になし

リデンプション
通称
リデンプション
素材
ジャイアントベルト + 女神の涙 (体力と初期マナ増加)
効果
一定時間ごとに自身と1マス以内の味方の体力を現象体力に応じて回復する。
回復効果を受けた味方は一定時間範囲攻撃や範囲スキルから受けるダメージがされる。
用途
タンク用の回復アイテム。
すぐに溶かされてしまうような駒に回復アイテムを積んでもあまり意味がないので、戦闘最後まで生き残るような駒に持たせることが多い。
周囲の味方にも回復効果やダメージ低減効果をもたらすので、配置するときにはリデンプションを持っている駒を前衛の真ん中に置くとよい。
また、ユーミに持たせると体力の少ない味方に回復を振りまいてくれるので相性がいい。
相性のいいチャンピオン例
チョガス、ドクタームンド、ガリオ、サイオン、カサディン、タムケンチ、ヴェックス、ユーミ

ラバドンデスキャップ
通称
デスキャップ、帽子
素材
ムダニデカイロッド + ムダニデカイロッド
効果
魔力が増加する。
用途
シンプルに魔力が増加するapキャリー用のアイテム。
魔力が増加するだけでシナジー要素が少ないためあまり積極的には作られないが、ムダニデカイロッドがベンチに多い場合などに作られる。
シナジー要素が少ないということは逆に言えば雑に載せて強い駒がたくさんいるということでもあるので、理想アイテムでないからといって極端に作るのを渋らないほうがいいかもしれない。
相性のいいチャンピオン例
ラックス、カイサ、ハイマーディンガー、マルザハール、ミスフォーチュン、オリアナ、ヴィクター、ジグス

アイオニックスパーク
通称
アイスパ、スパーク
素材
ムダニデカイロッド + ネガトロンクローク (魔力と魔法防御増加)
効果
3マス以内の敵の魔法防御が半減する。
範囲内の敵がスキルを撃つとそのスキルの必要マナに応じてその敵に魔法ダメージを与える。
用途
タンクまたはアサシン用の攻撃的なアイテム。
味方の構成の主なダメージ元がapである場合、ダメージを補助するためにタンクに積むと相性が良いが、このアイテム自体にタンク的な効果はないため既に長生きできているような駒に積む。
また、あちこちに飛び回るアサシンとも相性が良く、apダメージを出すアサシンに好んで積まれる。
相性のいいチャンピオン例
タンク駒、アカリ、カタリナ



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