[TFT set6] コスト4のチャンピオン解説

チャレンジャーによるパッチやメタに左右されない解説

今回はset6の4コストのチャンピオンについて

Note
4コストの駒は星2になると最終構成で中心的に役割を担うことになる。
星1ではキャリーしきれない駒が多いので、レベル7やレベル8でリロールをして重ねに行くことが多い。
4コストの駒はパワーが高いため、ショップにでてきた4コスト駒に応じて構成を組み替えることが多々あり、各駒はどのような構成・アイテムであればキャリーになれるのかなど理解しておくのが大切。
また、4コストキャリーのアイテムはメタなどにかなり左右されるのでmetatftなどのサイトで確認するとよい。

ブラウム
特性
シンジケート・ボディガード
スキル
攻撃対象に向かって亀裂を走らせ、周囲2マス以内の敵と亀裂上の敵に魔法ダメージとスタンを与える。
用途
1枠の駒の中ではおそらく最も堅い駒で、かつ強力な行動阻害スキルを持っている。
レオナと共にボディガードを出して前衛を張ることが多いが、星2になれば単体で用いることもある。
シンジケートの特性を持ってるためシンジケート構成に向かう場合には必須だが、他にもスナイパー構成やチャレンジャー構成など、多くの構成に柔軟に組み込める。
配置
最前列に配置する。
ブラウムの亀裂が多くの相手に当たるよう、最初の攻撃対象の向きに相手の後衛がいるよう配置できるのが理想。
相手の前衛の端の敵を殴るようにするとスキルを打つ向きをコントロールしやすい。
アイテム
タンクアイテムをひたすら積む。
アイテム枠が余っていればモレロノミコンとも相性がいい。

ドクタームンド
特性
ミュータント・ケミテック・ブルーザー
スキル
即座に体力を割合で回復し、しばらくの間更に回復を続ける。回復中はランダムに近くの敵に毎秒魔法ダメージを与え続ける。効果時間が終わると現在体力に応じて2マス以内の敵に魔法ダメージを与える。
用途
ブルーザー型の前衛を使う際のメインタンク。
ケミテックまたはミュータントの特性と共に使われることが多く、特にケミテックが発動しているときに星2にして防具を積むとスキルの回復効果などにより一生死なない駒になり得る。
星2にすればアイテムがなくてもタンクの仕事はできるが行動妨害を与えるスキルは持っていないため、コスト4の星2の割にはあまり活躍はしない。
配置
最前列に配置する。
長生きさせたいときは相手のキャリーにフォーカスされないところに配置するといいが、正直あまり気にしなくていいことが多い。
アイテム
スキルによって最大体力に応じた回復をするのでワーモグアーマーと特に相性がいいが、基本的にはタンクアイテムならなんでも相性がいい。

フィオラ
特性
チャレンジャー・エンフォーサー
スキル
対象不可になり、攻撃対象に4回攻撃を行う。それぞれの攻撃は攻撃力に応じた物理ダメージと確定ダメージを与え、与えたダメージに応じて自身は回復する。スキル中に対象が倒されると最も近い敵に対象を変える。
用途
チャレンジャー構成のキャリーの1人として使う場合とソーシャライトと組み合わせてソロキャリーになる場合がある。
チャレンジャー構成に向かう場合は同じくチャレンジャーのヨネやカイサと共にダメージを出すことになり、理想アイテムを積めることは少ないが相性の良いアイテムを積めると強い。
ソーシャライトと組み合わせる場合は理想アイテムが求められる。
エンフォーサーの特性は序盤から最終盤までかなり活躍するのでできるだけ発動させるように意識したい。
配置
基本的に最前列か2列目に置く。
できるだけ硬い敵の前を避けるように配置できるとよい。
ソーシャライトと組み合わせるときはスポットに置けばよい。
アイテム
キャリーとして運用するときはガーディアンエンジェルがほぼ必須となる。
スキルによる回復では心もとないのでハンドオブジャスティスもよく積まれ、硬さのために巨人の誓いも積める。
ダメージに特化するならばジュエルガントレット+インフィニティエッジも積める。
相手にコロッサスがいる場合にはジャイアントスレイヤーが欲しくなる場面も多い。
メインキャリーにしない際にはad系のアイテムでもap系のアイテムでも相性がいいので雑に積んでしまうことも多い。
チャレンジャー構成として運用している際にアカデミーのヘラをフィオラに積めると相性がかなりいい。

ジャンナ
特性
スクラップ・エンチャンター・スカラー
スキル
周囲にいる敵を吹き飛ばし、スタンを与える。同時に味方の駒全体を回復する。
用途
特性を3つ持っており、特にエンチャンターとスカラーの特性が強いためかなり多くの構成に入れることができる便利な駒。
主に特性を出すために入れるサポートキャラで、駒自体は4コストの駒にしてはそこまで強力ではないがスキルを発動することさえできれば割と回復効果は大きい。
味方の駒への回復はスキル範囲と関係なく全員にいきわたることには注意。
配置
スキルによるスタンがあるため理想的には最前列に置きたくなるが、タンクキャラではないので基本的には後衛に配置する。
射程が3なので3列目に配置することが多く、スキルを当てるという視点ではできるだけ中央付近に置きたいが、サポートキャラなので味方のキャリーを守ることを最優先に配置する。
アイテム
サポートキャラなのでユーティリティアイテム以外を積むことはあまりない。

ジン
特性
クロックワーク・スナイパー
スキル(パッシブ)
攻撃速度は常に一定であり、アイテムなどによる攻撃速度上昇分は攻撃力に変換される。
スキル
相手を貫通する銃を4発撃つ。各弾は攻撃力に応じて増加する物理ダメージを与え、相手を貫通するごとに威力は半減する。4発目の弾は必ずクリティカルになり、対象の現象体力に応じて追加ダメージを与える。
用途
スナイパー構成のキャリー駒。
クロックワークを出すためにオリアナと共に使われることが多い。
星2になるとダメージがかなり高くなる一方、体はかなり柔らかいので他の駒がしっかりとタンクをする必要がある。
主にボディーガード+エンチャンター+スナイパーかプロテクターサイオン+エンチャンター+スナイパーの形で使われる。
配置
スナイパーの特性上できるだけ相手との距離を空けたいのでクイックシルバーやトラップクロウがある場合は最後列の角に配置したい。
ブリッツクランク対策のアイテムがない場合は角に引っ張られてもよいキャラを置いてその隣に置くことになる。
相手との距離を取るために相手の駒が密集している箇所と対角をなすように配置するのが理想。
アイテム
攻撃系のアイテムを積む。
インフィニティエッジ、ラストウィスパー、デスブレード、ジャイアントスレイヤーなどと相性がいい。
行動妨害対策にクイックシルバーを積むのも強い。
ap系アイテムでスキルによる追加ダメージを上げることはできるが、あまり強くはない。
対策
ジンの真正面に駒を集めることができればジンからのダメージを抑えることができる。

ラックス
特性
アカデミー・アルカニスト
スキル
最も遠い敵に向かって光線を打ち、光線上の敵に魔法ダメージを与える。スキルによって敵が倒された場合、マナを回復する。
用途
アルカニスト構成に向かう際のメインキャリー。
アカデミー要員として使われることもたまにある。
圧倒的な火力で相手の後衛を吹き飛ばすのがコンセプトの駒で、スキルで相手を倒すとスキルの回転率がかなりよくなるので相手の後衛がすぐに溶ける。
逆に相手を倒しきれる火力がないとあまり仕事ができないので、アルカニスト6(最低でも4)や強いアイテムが求められる。
配置
最も遠い敵を対象にするので相手の駒が密集している地帯と対角になるよう最後列に配置する。
体がかなり柔らかいのでブリッツやアサシンには十分気を付ける必要がある。
アイテム
スキルの回転率をよくするためにブルーバフを積みたい。
アルカニストによりapがかなり上がってるのでインフィニティエッジ+ジュエルガントレットでスキルにクリティカルを乗せるのが理想でかなり強い(ジュエルガントレットがないとインフィニティエッジでクリティカル高めてもスキルにクリティカルが乗らないことに注意)。
ジュエルガントレット+インフィニティエッジが作れない場合はap系のアイテムを積むことになるがパワーはかなり落ちるので注意。
対策
ラックスの対角にチャンピオンを1体置いておくとそちらをターゲットするのでメインの集団がスキルを回避できることがある。

オリアナ
特性
クロックワーク・エンチャンター
スキル
最も駒が多い地点に向かって球を移動させ、2マス以内の味方はシールドを、2マス以内の敵には魔法ダメージと少しのノックアップを与える。球に隣接していた敵は球に引き込まれ、スタンを与える。
用途
ジンと共にクロックワークを出したり、単にエンチャンター要員としても使われる。
星2にして他にめぼしいキャリーがいない場合はキャリー役を担うこともある。
スキルが上手く相手の構成に入ると陣形がかなり崩れるため、試合が一気に決まることもある。
エンチャンターの特性が発動している場合はシールド量も馬鹿にならず、サポートとしてもかなり優秀。
配置
最後列の安全そうなところに配置する。
長期戦を狙う場合は味方の駒を密集させてもいいが、少し離して配置すると相手に向かってスキルを打ちやすくなる。
アイテム
マナコストが重いため、ショウジンの矛と相性がいい。
キャリーに向かう場合はジュエルガントレットと相性が良く、インフィニティエッジも積めるとかなり強い。
キャリーでない場合は余った攻撃速度系のアイテムを積んでスキルの回転率を上げるのを目指すこともよくある。
スナイパーの紋章を持っているときはオリアナに持たせておくとジンと共にクロックワークとスナイパーの特性が出せて非常に強い。
対策
オリアナキャリーを相手にする場合はできるだけ味方の駒の間隔をあけることでスキルの対策はできるが、オリアナがキャリーでない場合はある程度妥協せざるを得ない場面も多い。

セラフィーン
特性
イノベーター・ソーシャライト
スキル
最も駒が密集している地点に向けて歌の波を発する。歌に触れた敵は魔法ダメージを受け、味方は回復効果と攻撃速度上昇のバフを受ける。
用途
イノベーターやソーシャライト構成に向かうときに必須の駒。
基本的にはサポーティブなキャラだがソーシャライトに乗せたり適切なアイテムを乗せたりすることでキャリーや準キャリーになることも多い。
一撃でダメージを出すというよりは長期戦で味方をバフしつつじわじわ勝つ駒なので他の駒がちゃんと育っていないと活躍はできない。
配置
最後列に配置して多くの駒をスキルに乗せるようにする。
セラフィーンのスキルに乗るよう最後列の他の駒をセラフィーンの前に配置したくなったりするが、後半になるとセラフィーンのスキルよりも優先するべきことがある場合が多い。
アイテム
スキル範囲が非常に広いのでモレロノミコンと相性がいい。
マナコストが重いのでショウジンの矛と相性が良く、長期戦になりがちなのでアークエンジェルとも相性がいい。

サイオン
特性
インペリアル・プロテクター・コロッサス
スキル
前方の広範囲に向けてノックアップとスタンを付与し、魔法ダメージを与える。
用途
前衛のタンク役。
コロッサスの特性が強いため、チョガスまたはガリオと共に前衛を張る場合もあるし、プロテクターの特性を生かしてブリッツクランクと共に前衛を張る場合もある。
星2になってプロテクターの特性が出ていると、かなり硬い上に強力な行動妨害スキルを持っているため2枠とはいえ多くの構成に柔軟に入り得る。
サイオン一体で2枠分使ってくれるので、重なってさえくれれば1枠分のお金が浮くという点でも嬉しい。
典型的にはインペリアル構成やスナイパー構成、ミュータント構成の前衛になりやすい。
配置
最前列に配置する。
明記されていないがサイオンのスキルは敵の駒が多い方向に向かって打たれるので、敵のキャリーをスキルで打ち上げられるよう配置する(基本的にキャリーの付近には駒が多いため敵のキャリーの近くになるよう配置することが多い)。
アイテム
タンク系のアイテムを積む。
スキル範囲が広いためモレロノミコンとも相性がいいが、優先度的にはタンクアイテムが先。
対策
サイオンのスキルによる行動阻害は強力であるため、キャリーにクイックシルバーやトラップクロウなどのアイテムが積まれているのが理想。
とはいえ防御系アイテムでキャリーのアイテム枠を潰すのも惜しいため、積めていない場合はキャリーだけ他の駒と離して置くことでサイオン対策をすることもある(その分キャリーが浮く形になるのでアサシンなどには注意)。

アーゴット
特性
ケミテック・ツインショット
スキル
しばらくの間攻撃速度が固定値でかなり高くなり、最も近い敵に向かって物理ダメージを与え続ける。
用途
ケミテック・ブルーザー構成の要の駒。
ケミテックの特性上他のキャリーと比べるとタフであり、ケミテックの効果により攻撃速度上昇もあるためアイテムが積めていてスキルが発動すると相手の駒が溶けていくようになる。
マーセナリー進行やケミテック進行、ブルーザー進行などから自然と形を作ることができるため、集まりさえすれば比較的使いやすい駒。
スキル中は攻撃速度がかなり増加するためシブやルナーンハリケーンと特に相性がいいように見えるが、スキル中は3回に1回しか通常攻撃判定されないことに注意。
配置
射程3のキャラなので3列目に置くことが多いが、相性の良いナイフエッジのオーグメントにより2列目に配置されているのもよく見かける。
他のキャリーに比べ体が硬めとはいえタンクというわけではないのでできるだけアーゴットを守るように配置する。
アイテム
ケミテックが体力が削られてから発動する特性ということと、ガーディアンエンジェルの効果中もスキルが発生することからガーディアンエンジェルがよく積まれる。
また、前衛から殴ってしまうチャンピオンということでルナーンハリケーンとも相性がいい。
他にもad系のアイテムとは相性が良く、インフィニティエッジやラストウィスパー、ジャイアントスレイヤーなどが積まれる。
対策
対策というより弱点だが、エンチャンターが入りにくい構成になりがちなため、apが濃い構成に対して溶かされやすい。

ヨネ
特性
アカデミー・チャレンジャー
スキル
分身を召喚し、3マス以内の敵に向かって攻撃を行わせる。分身は対象不可かつ無敵であり、分身が与えたダメージの一定割合を本体が回復する。
用途
アカデミー構成やチャレンジャー構成に置いての主なキャリー駒。
スキルによって複数の敵にダメージを与えつつ自身を回復できるので、チャレンジャーの攻撃速度上昇やアカデミーの攻撃力上昇効果と共に相手を溶かしていくコンセプトの駒。
主にはチャレンジャー6アカデミー2の形やチャレンジャー4アカデミー4の形で使われるが、どちらの構成もヨネが星2になってよいアイテムを積めていることが必須になるため、序盤にチャレンジャー系のオーグメントを引いた場合にはヨネのアイテムを意識しつつ7レベルや8レベルのリロールで何としてでもヨネを重ねることが必要になることが多い。
配置
最前列の端に配置することが多いが最初に攻撃のターゲットを食らうのが辛い相手(ジンなど)がいるときは2列目に配置することもある。
スキルによる分身が3マス以内の敵に向かうということで、相手の後衛の真正面に配置できれば分身がいきなり相手の後衛に向かうこともあるので狙うとよい。
アイテム
ガーディアンエンジェルの効果中にもスキルが発動することと、長生きしていれば勝手に強くなるアカデミーの特性上ガーディアンエンジェルと相性がいい。
また、射程1で相手を殴り続けるキャラであるため行動阻害系のアイテムとしてクイックシルバーとも相性がいい(ガーディアンエンジェルとクイックシルバーはどちらかを積む)。
また、ルナーンハリケーンとも相性が良く、分身と本体の攻撃に対して効果が乗るため相手の後衛が一気に溶けやすくなる。
残りの枠にはジャイアントスレイヤーやインフィニティエッジ、ラストウィスパーやグインソーレイジブレードなど自由度高めに攻撃系のアイテムが積める。
対策
ヨネにクイックシルバーがない場合には行動妨害に対して弱いため、ブラウムなどの強い行動妨害を持ったチャンピオンが強い。
また、分身があるとはいえ基本的には前から殴るキャラなのでしっかりとした前衛がいることが必須になる。

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